ポイント点火のコンデンサーとサーキットブレーカー
週末は暖かかったですね。すっかり春かと思ってしまう陽気に誘われ、ShovelでフラフラとDuas Caras Cyclesに悪巧みに行ってきたよ。
DCCの事務所で頼まれ事をこなしていると、例のナックルのチョッパーに乗るMOXが現れ、なにやらデスビ(ディストリビューター)をばらし始めた感じ。
そういえば、エンジンの回り方がおかしくて「リンカートかなぁ?」みたいな事を言っていたなぁなんて思いながら、作業に参加してみました。
実はここ最近、エンジンの挙動がおかしかったりすると真っ先にスパークプラグを疑い、そして次にキャブレターの調整といった流れで問題を見つけていく感覚でいたんだけど、ポイント点火の泣き所『コンデンサー』の存在をすっかり忘れていました。ごめんよ、コンデンサーちゃん。
ハーレーに乗り始めた頃は、とにかくコンデンサーってのはパンクするもので、プラグとコンデンサーのスペアは常に持ち歩くのが当たり前なんだと思っていたけど、エンジンをオーバーホールしてからというものオイル交換すら忘れるくらいエンジンに関して無頓着になり、ポイント点火のサーキットブレーカーの接点の掃除なんて、もう何年もしていない気がします。ポイントカバーを開けて確認すべきって認識がありません。ごめんなさい。
で、話は戻ってデスビ。サーキットブレーカー(俗にいうポイント)も、あまりが精度が良くなさそうな感じのがついていたので、あわせて交換。もちろんコンデンサもサーキットブレーカーもBLUE STREAK(ブルーストリーク)製。
以前は、コンデンサは純正品が一番良い!といわれていた時期があって、確かにモノが良くて自分でも使っていた時期があるんだけど、10年位前にマレーシア生産に変わってからあまり良い話を聞かないよね。
今は、BLUE STREAKが一番品質が良いのかな。
そんなわけで、デスビのカバーがオシャレな形状のため接触、内部でリークしてしまって、あれこれ取り回しを変えてみてもうまくいかないので、最後は端子をまげて無事終了。。
サーキットブレーカーの接点の開きを不安そうに「どう?」と聞いてくるMOXに、僕は天性のいい加減さでポイントのクリアランスは名刺一枚分というのを目視で確認し「いいんじゃね?」と作業終了。たしか0.5mmが規定値だっけ?
試乗では調子良さそうに走ってたから、たぶんポイントギャップも問題ないはず。
そして、ひょっとして自分のショベルもコンデンサ変えたらエンジンのかかり良くなったりして?
コンデンサって、バッテリーとっぱらった代わりに、直流平滑用に突っ込んでおく奴の事?
バイク用じゃないけど、家にも有るけど。
くそ高い値段ついて売ってる奴も中身は只のアルミ電解コンデンサなんじゃないかな。
うちの店で数百円で売ってるよ。
学生時代乗ってたSRには店で売ってるコンデンサつけて走ってたけどな。
パンクなんか一度もしないけどな。
コンデンサがパンクする要因って、3点ばかり考えられるけど。
1.コンデンサ直前の、レギュレータ回路がぶっ壊れてて、耐電圧以上の電圧が掛かった。
2.コンデンサのレイアウトされる位置が余りに過酷。
エンジンの直近などで常に高熱にあぶられる場所だと、アルミ電解コンデンサは電解質がドライアップして寿命を迎えます。
ドライアップしちゃうとリーク電流が増えパンク。
3.単純に寿命。
電解コンデンサは消耗品です。
時期がくればドライアップしてパンクします。
10年もったら御の字。
バイク用として製品になってるのは中身どんな程度のものが奢られているか知らないけど、日本のメーカーの電解コンデンサが一番に決まってます。
世界一厳しい品質基準で管理されているのだから。
よかったら買いに来てください。
あなたなら安くしときます。
おー、パーツのプロw
ここで言うコンデンサはスパークプラグに電気流すコンデンサのことです。バッテリーレスキットとかのコンデンサとはまた違う感じ。
モノは大して変わらないけどね。あの大きさってあるのかしら?
容量が小さいのと、どうしても取り付け位置の問題でパンクしやすいんだろうなぁ。